夫婦そろって急性胃腸炎で救急車|深夜3時、1歳11ヶ月の娘がいる中で下した決断
まさか「夫婦同時」に倒れるとは思っていなかった
「急性胃腸炎」
言葉としては知っていました。
子どもがかかる病気、冬によく流行るやつ、嘔吐と下痢がひどいやつ。
そんなイメージを、どこか他人事として持っていたと思います。
でも、その日は突然やってきました。
しかも、
夫婦そろって、ほぼ同時に。
そしてその時間は、
深夜3時。
1歳11ヶ月の娘がすぐそばで眠っている中、
大人2人が動けなくなり、
「これはもう普通じゃない」と救急車を呼ぶ決断をするまでの数時間は、
今思い返しても、正直かなり怖かったです。
この記事では、
- 実際に起きたこと(時系列)
- なぜ救急車を呼ぶ判断をしたのか
- 娘が無事だった理由
- しんどい中で感じた「親としての罪悪感」
- 今だから言える「本当に伝えたいこと」
を、包み隠さず書きます。
同じように
- 小さな子どもがいる家庭
- ワンオペになりやすい家庭
- 体調不良時の判断に迷っているパパママ
の、少しでも参考になれば嬉しいです。
- その日の夜ごはん|いつも通りの、何気ない食卓
- 最初の異変|ママの「頭が痛い」という一言
- 次はパパ|突然の腹痛と下痢
- ママの嘔吐と高熱|「これはおかしい」と思い始めた瞬間
- 二人とも眠れない夜|追い打ちのような嘔吐
- 深夜3時|救急車を呼ぶか、迷った理由
- 決め手は「1歳11ヶ月の娘」の存在
- 祖母への深夜連絡|本当にありがたかった存在
- 救急車到着|娘を預け、夫婦で搬送
- 診断結果|急性胃腸炎
- 40℃近い高熱が続いた2日間
- 唯一の救い|娘が同じ食事をしていなかった
- 苦しむパパママを横目に|娘の健気な行動
- タブレット時間が増えた罪悪感
- 「一緒にいられただけで十分だった」と今は思う
- 娘が元気だったことが、何よりの救い
- 急性胃腸炎を経験して、伝えたいこと
- おわりに|この記事が誰かの判断材料になりますように
その日の夜ごはん|いつも通りの、何気ない食卓

その日の夜ごはんは、
- ひき肉
- じゃがいも
- ミートソース
- チーズ
を使った、
ミートソースチーズ焼きのような料理でした。
特別なものではありません。
外食でもなければ、怪しい食材を使ったわけでもない。
「今日も普通のごはんだったよね」
後から何度も、夫婦でそう話しました。
この時点では、
まさか数時間後に救急車を呼ぶことになるなんて、
本当に1ミリも想像していませんでした。

この料理も初めてではなく、何度も食べている料理だったので
最初の異変|ママの「頭が痛い」という一言

食後、1〜2時間ほど経った頃。
ママが、
「ちょっと頭が痛いかも」
と言い始めました。
正直、この時点では、
- 疲れかな?
- 肩こりかな?
- 今日は寒かったしな
くらいの感覚で、
特に深刻には捉えていませんでした。
その日は、
パパと娘が同じ部屋で寝る予定だったので、
ママとは部屋を分けて休むことにしました。
「ゆっくり寝たら治るといいね」
そんな、よくある会話を交わしただけでした。
次はパパ|突然の腹痛と下痢

そこからさらに、1〜2時間後。
今度は、
パパが腹痛で目が覚めました。
「あれ…お腹痛いな」
トイレに行くと、
明らかに普通じゃない下痢。
この時点でも、
まだ「食あたりかな?」くらいの軽い認識でした。
でも、
トイレから戻る途中、
ママの部屋に体温計を取りに行った時、
事態は一気に変わります。
ママの嘔吐と高熱|「これはおかしい」と思い始めた瞬間

体温計を取りに行くと、
ママが言いました。
「さっき吐いた…」
え?
一瞬、頭が追いつきませんでした。
さらに、体温を測ると
38℃を超えている。
その後も、
ママの熱はどんどん上がっていきました。
- 頭痛
- 嘔吐
- 高熱
そして、
パパも腹痛と下痢が続く。
「これ、ただの食あたりじゃないな…」
ここでようやく、
空気が変わりました。
二人とも眠れない夜|追い打ちのような嘔吐
「少し横になろう」
そう思っても、
二人とも全く眠れません。
体はしんどいのに、
横になると気持ち悪い。
そして、
ついにパパも嘔吐。
この瞬間、
はっきりと分かりました。
これは普通じゃない。
深夜3時|救急車を呼ぶか、迷った理由
時刻は、深夜3時。
ここで、
一番迷ったのが、
「救急車を呼ぶべきかどうか」
でした。
正直、
「大人2人だし、我慢すれば朝まで耐えられるんじゃないか」
という気持ちもありました。
でも、
決断を変えた理由があります。
決め手は「1歳11ヶ月の娘」の存在
もし、
パパママだけだったら。
もしかしたら、
救急車は呼ばなかったかもしれません。
でも、
家には1歳11ヶ月の娘がいる。
もし、
- 夜中に娘の容態が急変したら?
- 嘔吐物を誤嚥したら?
- 熱が出たら?
その時、
大人2人とも動けない状態だったら?
そう考えた瞬間、
「何かあってからじゃ遅い」
と、はっきり思いました。
祖母への深夜連絡|本当にありがたかった存在

救急車を呼ぶ前に、
近くに住んでいる祖母に電話しました。
時刻は、
深夜3時過ぎ。
正直、
こんな時間に電話するのは気が引けました。
でも、
「娘をお願いできないか」
と伝えると、
すぐに了承してくれました。
この時の安心感は、
今でも忘れられません。
救急車到着|娘を預け、夫婦で搬送

娘を祖母に預け、
夫婦2人で救急車に乗りました。
救急車の中で、
- 状況説明
- 症状の確認
をしながら、
正直、頭はぼーっとしていました。
「なんでこんなことに…」
そんな気持ちが、
ぐるぐる回っていました。
診断結果|急性胃腸炎
病院での診断結果は、
急性胃腸炎
点滴を打ち、
最低限の処置を受けました。
「やっぱりか…」
という気持ちと同時に、
「原因が分かってよかった」
という安堵もありました。
40℃近い高熱が続いた2日間
そこからが、
本当のしんどさの始まりでした。
- ママは40℃近い高熱
- パパも回復が遅れる
- 食欲はほぼゼロ
正直、
「生きてるだけで精一杯」
という感覚でした。
唯一の救い|娘が同じ食事をしていなかった
今回、
本当に救いだったのが、
娘が同じ食事を食べていなかったこと
です。
いつもなら、
同じメニューを分けることもあります。
でもその日は、
「食べる?」と聞くと
「いらない」と言って、
- 魚
- 別メニュー
を食べていました。
もし、
娘も急性胃腸炎になっていたら。
正直、
入院は避けられなかったと思います。
苦しむパパママを横目に|娘の健気な行動

パパママが苦しんでいる間。
娘は、
- タブレット
- おもちゃ
- 絵本
で、静かに過ごしてくれていました。
本当は、
- 外に行きたい
- 遊びたい
- 体を動かしたい
年頃なのに。
タブレット時間が増えた罪悪感
普段は、
- 1〜2時間程度
にしているタブレット時間も、
この時は、
1.5倍以上
になっていました。
「ごめんね」
という気持ちと、
「今は仕方ない」
という気持ち。
この葛藤は、
親なら分かると思います。
「一緒にいられただけで十分だった」と今は思う
外で遊んであげたい。
抱っこしてあげたい。
でも、
それすらできない。
ただ、
同じ空間にいるだけ。
それでも、
今振り返ると、
「そばにいられただけで十分だった」
そう思います。
娘が元気だったことが、何よりの救い
今回の出来事で、
一番強く思ったのは、
娘が元気で本当によかった
ということ。
それだけで、
すべてが報われる気がしました。
急性胃腸炎を経験して、伝えたいこと
最後に、
この体験を通して伝えたいことをまとめます。
- 大人でも急性胃腸炎は本当にきつい
- 夫婦同時に倒れる可能性もある
- 小さな子どもがいる場合、早めの判断が大切
- 「救急車を呼ぶ=大げさ」ではない
- 頼れる人には、遠慮せず頼っていい
おわりに|この記事が誰かの判断材料になりますように
この記事を読んで、
- 今まさに体調が悪い方
- 判断に迷っている方
が、
「呼んでいいんだ」
「大丈夫なんだ」
と思えるきっかけになれば嬉しいです。
育児も、
人生も、
完璧じゃなくていい。
守るための選択ができたこと。
それが、今回一番大切だったことだと思っています。
では、また“ちいさな物語”で。

