2歳の娘を言語聴覚士の先生に見てもらった話|不安だった僕たちが少し安心できた日
「理解しすぎているかもしれません」と言われて
以前、区役所で発達相談を受けた際に言われたひと言。
「理解しすぎているかもしれませんね」
言葉は理解している。
指示も通る。
でも、発語がなかなか出ない。
少し安心した気持ちと同時に、
「本当に大丈夫なのかな?」という不安は消えませんでした。
親として思うのはただ一つ。
“何かあってからでは遅い”
もし、少しでも娘の発語に協力できることがあるなら、
パパもママも全力で取り組みたい。
そんな気持ちで過ごす日々でした。
そして、ご縁があり――
言語聴覚士(ST)の先生と出会うことになります。
ご縁で出会った言語聴覚士の先生

言語聴覚士の先生が個人でサービスを提供していることを知り、
僕たちはすぐに連絡を取りました。
区役所で見てもらって少し安心はできた。
でも、不安は完全には消えない。
「一度、専門の先生に直接見てもらいたい」
そう思い、娘を連れて伺うことにしました。
当日|まさかの大泣きスタート

到着してすぐ――
娘、大泣き。
やっぱり場所の違和感に気づきますよね。
正直、「どうなるんだろう…」と焦りました。
でも先生が、
「まずはご家族3人で少し過ごしてみましょう」
と、時間をくださいました。
5分ほど、僕たち3人で部屋のおもちゃで遊ぶ時間。
すると、少しずつ慣れ始め、
涙も止まりました。
本当にホッとした瞬間でした。
まずは“日常の関わり”を観察

最初は、僕たちが普段どのように娘と接しているかを
先生が観察するところからスタート。
そして徐々に、先生が輪の中へ。
さらに徐々に、娘と先生の二人の時間へ。
とても自然な流れでした。
実際に行ったやり取り

先生は、娘の好きな
- 車
- 食べ物のおもちゃ
- お気に入りのアイテム
などを5つほど並べ、
「〇〇とって」
「お腹すいたなー〇〇食べたいなー」
と声をかけます。
娘は――
ちゃんと理解して、正しいおもちゃを渡していました。
区役所で見たときと同じように、
“理解はしっかりできている” ことを再確認。
それだけでも、少し安心できました。
印象に残った先生の言葉①

「関わり方がとても大切です」
先生からいただいた大事なお話。
発語を促すためには、
“おもちゃと子どもの二人称関係”から
“パパママも入った三人称の構図”にすることが大切
つまり、
× 子どもが一人で遊ぶ
△ 親が指示だけする
〇 親も一緒に楽しみながら言葉を添える
僕たちの関わり方は、
この基盤ができているとのこと。
それを聞いたとき、
「今までの関わりは間違っていなかったんだ」と少し救われました。
印象に残った先生の言葉②

「情報を増やす?それとも発語を促す?」
次にいただいた話。
・いろんな情報をどんどん蓄えさせる
・発語を先に促すトレーニングをする
どちらが先がいいか?
答えは――
「どちらが正解というのはありません」
子どもによって違う。
僕たちは、
まずは“いろんなものを知ってもらう”ことを大切にしよう
と決めました。
「比べることに意味はない」
正直に言います。
他のお子さんと比べてしまう自分がいます。
SNS。
公園。
同年代の子どもたち。
どうしても目に入ります。
でも先生は言いました。
「他の子と比べるのは、何の意味もありません」
この言葉に、
どれだけ救われたかわかりません。

娘のことを第一に考えていきます
病院での詳しい検査は必要?
気になっていたこと。
「もっと細かい検査をした方がいいですか?」
先生の答えは、
- 現段階ではそこまで必要ない
- ただ、本当に心配なら調べる選択肢もある
- “やらなくていい”という意味ではない
僕たちは、また少し安心しました。
でも、ここで安心して終わりではありません。

様子を見ながら、家族で進めていきます
ここからがスタート
この日から、
僕たちの“発語サポート生活”が始まりました。
娘がはじめてしっかり言葉を話してくれたら――
たぶん、僕たちはパーティーを開きます。
それくらい、待ち望んでいます。
子どもの発語には個人差がある。
頭では理解しています。
それでも、親として願わずにはいられない。
これからも、
娘のためにできることは全部やる。
焦らず、でも本気で。
娘が自分の言葉で話してくれる日を願って。
同じように悩んでいるパパママへ

- 発語が遅い気がする
- 理解はしているけど話さない
- 周りと比べてしまう
そんな気持ちを抱えている方へ。
不安になるのは、
それだけ本気で我が子を想っている証拠です。
専門家に見てもらうことは、
“問題があるから”ではなく、
“安心するため”でもいい。
僕たちは、相談してよかったと思っています。
もし迷っているなら、
一度相談してみるのも選択肢のひとつです。
では、また“ちいさな物語”で。

